iBooks Author

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アップルよりiBooks AuthorとiBooks2がリリースされました.
iBooks2はiPadなどで電子書籍を閲覧するためのソフトで、iBooks AuthorはそのiBooks用の電子書籍を制作するためのソフトです.

iBooks Authorは基本的にMS WordやPagesの様に、ワープロソフト風のインターフェイスになっていますが、画像や映像、keynoteのプレゼンなど色々な要素を貼りこめます.
また、目次や表紙、用語集など本の補助となる項目も作りやすいように配慮されています.
このバージョンでは縦書きに対応していませんが、コンテンツさえそろっていれば電子書籍を簡単に制作することが出来るソフトとなっています.

アップルは教育市場を狙っているような打ち出し方をしています.教育に関わるものとしては、テキストをまとめる為の利用に魅力を感じます.
アプリはiBooks用のフォーマット以外にpdfにも書き出せるので(ePubにも構造は似ているので将来的に対応はするかも?)、配付資料と自習用の資料を兼ねて制作しておいて、学生に配布して利用してもらうのに便利なように感じます.
今まではInDesignを利用していましたが、新しいテキストからはこちらも利用してみようと思います.


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十日戎

実家が西宮にあるので、初詣などは近所の西宮戎神社にお参りに行きます.ここは全国の「えべっさん」の総本社です.
戎神社では正月の10日を中心に十日戎というのが行われます.ここ数年十日戎には行ってなかったので、たまたま予定の無かった9日にふと行ってみようと思いました.

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が、十日戎の開催される3日間の唯一の休日のお昼に行ってしまったために、あたりはものすごい混雑でした.
2車線の道路を通行止めにしてしかも一方通行にしても、ほとんど人で埋め尽くされていて境内に入るまでにかなりの行列でした.境内に入っても、普段なら普通に歩けば5分ほどでお参りできるところを、たまに止まりながらゆっくり30分以上かけて本殿に到着しました.

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子供の頃から十日戎には何回も行っていますが、これほどの混雑ははじめてでした.

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まぐろも、近づけずに写真だけ.

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十日戎は出店も多く(正月より多い)、大きなテントでお化け屋敷もやっていました.子供の頃は怪しげな見世物小屋もあったりしたのを記憶しています.


日本人は八百万の神を信仰する民族で、神様を奉る神社の中にも小さな神社があって別の神様を奉っているます.お寺の中にも神社があったりして、明治時代まではお寺と神社の習合が一般的だったようです.
そういうなんでもありな感覚が、外国の文化をうまく自分の文化にすり替えてしまうしたたかな国民性になったのかもしれません.
などと、全然進まない人の列を見ながらぼんやり考えていました.

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2012年

あけましておめでとうございます.
ことしもよろしくおねがいします.

2004年にブログをはじめて、今年で9年目に入ります.
最近はめっきりブログを書くペースが遅くなってしまいました.色々と忙しいのもありますが、twitterなどの簡単なSNSにも日常を書いているので、そちらで満足しているフシもあります.

ただ、ある程度の文章量で自分の考えをまとめるのは、良い思考のトレーニングになるのでブログは続けていきたいと思っています.
ここ数年は来る仕事に追われて、自分から動いてアウトプットする事が少なくなってきている気がします.2012年はその他も含めて、色々と外にアウトプットしていくような年にしてみたいと思います.

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新しいハード

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12月に入って、プリンターとMacBookProが壊れたので慌てて買い直し.
プリンターは、A4のカラーレーザーを使っていたのですが急にエラーが出てプリントできなくなりました.色々調べましたがユーザーの判断では原因は不明で、修理も2万円からかかるようです.元値が5万円程度だったしA3レーザーが欲しいとの家族の声もあり、OKIのA3対応カラーレーザーを購入しました.
1月に新製品が出るようですが、逆に今値下がりしているのでお買い得でした.
OKIは昔からレーザープリンタを製造していますし、保証も5年もあるので信頼性は高いです.
増設トレーをセットで10万円程度でしたので、個人事務所でも(大きさを気にしなければ)置けます.
便利な時代になったものです.

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んで、MacBookProの方は今使っている2007年頃購入したものが液晶がチラチラしてきて、ほとんど見えなくなったので、仕事にならないので慌てて購入しました.
とはいえ、液晶を非光沢にしたかったのでアップルのBTOで色々とチョイスして購入.
CPUも一番良いモノにしておきました.あとはメモリーとセットでウインドウズ7を購入したらセッティングはほぼ終了状態です.

アップルの製品は内部のモデルチェンジは頻繁にするけど、外観のリニューアルは数年に1回程度しかしません.しかし、自分の買い換えペースで数年おきに買い換えていると、買い換えたときには新しいデザインの筐体のモノが手元に来ます.(Macのデスクトップ、ノート、iPhone、iPodすべてそうです)
日本のメーカーは各シーズンごとに「差別化」としてデザインを変更していますが、その辺の製品開発の思想の違いは明確です.
買っている方も、底まで微細なデザインの違いは気にしていない場合が多く(特に筐体に大きなレイアウト変更の無い場合の微細な違いなど)、誰のためのデザインなのかよく考えると解りません.

選択と集中が必要なのでしょうね.

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柳宗理さん

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年末に、プロダクトデザイナーの柳宗理さんが無くなったとの知らせが入りました.
柳さんは戦後の日本のプロダクトデザインの一翼を担った方で、バタフライスツールなど数多くの有名な作品があります.また、お父様の柳宗悦さんは日本の民芸運動の草分けでもあります.

柳さんに直接お目にかかったことは結局ありませんでしたが、本や作品などより非常に多くの影響をうけました.
昔のAXISにインタビューが掲載されていましたが、その内容を一部引用すると

使うためにデザインしているのではなくて、売るためにデザインしているということです.特に企業はモノを売るために毎年少しずつデザインを変えていく、去年のデザインが今年には古くなっている.すぐに変えなきゃいけないデザインなんてのは、デザインじゃないよ.そんなことをしておいて「社会のためとか、ユーザーのためなんて言葉はおかしいよね. モノがどんどん使い捨てられて、ゴミをつくって行くことが経済の繁栄に繋がるというのは」、社会の仕組みとしておかしい.それにデザインという名目でデザイナーが荷担しているということに気付くべきだね.


それに日本はクライアントというか、企業のトップが駄目だね.役人もだけど(笑).デザインの善し悪しを見極めることができる人が少ない.かつてイタリアのオリベッティが成功したのは、トップに建築などを含めてデザインに対する理解があったからでしょ.日本にはそういう人がいない.だからデザイナーの善し悪しもわからないんだ.

センスがよくて創造力のあるデザイナーというのは僅かしかいない.でも、そういう人は喋るのが下手なんだよ.世の中でのしていく人は喋るのがうまい人間なんだけど、そういうのはデザイナーとしては駄目だね.両立している人は本当に少ない.実感として思うよ.だからこそデザイナーを見分けることのできるクライアントが必要なんですよ.でも、日本にはいないねえ.

となっています.

柳さんの商品や、秋に展示会をされていた秋岡芳夫さんの作品を見ていても、素朴なラインの中に芯の強さを感じます.
現在、コンピューターなどで簡単にモノ作りができてしまいますが、逆にそれが質の低下になっているのかもしれないと、先輩方の作品や意見を伺っていると感じます.

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サステナブルデザイン国際会議

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サステナブルデザイン国際会議に行ってきました.
今回で6回目になるサステナブルデザインの国際会議です.単なる技術開発などだけでは無く、暮らし方やあり方を考えることで、環境への配慮と暮らしの豊かさを両立させようという主旨の会議です.

今回も1日と短い期間でしたが、色々とオルタナティブな活動をしている面白い方々が集まり、基調講演といくつかのキーノート、ワークショップと盛りだくさんな内容の会議でした.
ワークショップではいきなりファシリテータを任されましたが、同じテーブルのS木K美さんにずいぶんフォロー頂き面白い内容にまとまりました.

来年はタイでの開催予定とのこと.洪水の被害もあるけど、来られていた方は明るく聡明な方ばかりだったので、そちらの状況にも興味がわきます.

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ネリの季節

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和紙の漉き場さんの作業場の前に、なにやら木の束が置いてあります.
聞くと、これはネリの原料になるトロロアオイの木の束だそうです.
手漉き和紙には、紙の原料の他に必要なものとしてこのネリがあります.これは木の根っこをつぶしてつかうものです.これにより原料に粘りけがでて、紙の繊維を均一に広げることができます.
この時期に収穫されるそうで、一年分まとめて仕入れているとのこと.

和紙組合の入るパピルス間のリニューアルも先月無事完成.聞くと売り上げも伸びているそうです.
組合や青年部で企画した製品も置いてもらって、色々と意見を聞くテストマーケティングの場に使えそうです.

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京都デザイン賞 表彰式&講評会

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先日審査が行われた、京都デザイン賞の表彰式と講評会が開催されました.
また、その後懇親会もありました.
講評会では審査員が前に並び、それぞれの作品に関して講評するというスタイルでした.
普段授業で人前でしゃべるのは慣れてきたつもりですが、大勢の皆さんを前にするとかなり緊張してしまいました.とはいえ、皆さん真剣に聞いてくださっており、あっという間に時間が過ぎてしまいました.

今回の大賞は「七條鮒定」様の京のおうなりさん、うなおこわです.
これは古い鰻屋さんが新商品の開発した、一口サイズのおこわの上にウナギが乗ったものです.お酒のおつまみや小腹が空いた時などにちょうど良いサイズです.
ウナギの蒲焼きは昔からあるものですが、その形や食べ方を考えたことで、新しい食べるシーンを提供しています.また、そういう新しい発想が「京都らしい」雰囲気を持っています.

懇親会では商品も差し入れ頂き私も一つ頂きましたが、本当に美味しいもので宴会の席ももりあがりました.

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秋のデザインイベント

時間を作って、東京で開催されています秋のデザインイベントといろんな展覧会を見てきました.

大きくはデザインタイドデザイナーズウィーク
これらの2つは色々と方向性は違いますが、私としてはデザイナーのプロトタイプを見て、デザイナーと話をするのが大きな目的になります.
特にデザインタイドは、デザイナーとの距離感が近く、実際にものを見てコンセプトの詳しい説明や苦労話を聞くことができました.
また、デザイナーズウィークは学生の展示も学校ごとに行っていて、前の大学の学生にも会って話もできました.
写真は、fablabのコンテナの展示で、3Dプリンターでチョコレートを造形している所.

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今年は特にデザイナーズウィークが規模がずいぶん小さくなって、実際運営も大変だったそうです.
色々と地震の影響や経済の影響もあると思いますが、デザイナーズウィーク自体が、音楽やアートのイベントも取り込んだりと、より一般のお客さんを呼び込もうとしている割に、展示会自体の方向性が見えにくく、特に一般の人が見に行ってもよくわからない展示会になっているような気がしました.
その分デザインタイドのほうが、来る人を限定している分わかりやすい構成になっていて、安心して見ることができました.

その後、色々な展覧会を回りましたが、自分の興味の無い展覧会の方が色々と収穫が大きく、知らないことを見に行く情報の取り方も考えさせられました.

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窯元見学

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大学の授業の課題を、ある清水焼の窯元さんにモデル企業として出して頂きました.
先日、そちらに見学に行かせて頂きました.

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デザインをする上で大事なのは、機能面であったりユーザビリティであったり、美的な観点であったりといろいろな視点が必要ですが、さらにビジネスとしての視点も重要になります.
今回の課題では、そういう企業のあり方も含めて考えて頂ければ良いと思っています.

モデルの窯元さんは産地でも大きな方の窯元さんですが、家族経営のような規模で、それでいて高い技術力や商品企画力をお持ちです.どのようなジャンルであれ、この規模の物作りが日本の物作りの原動力になっています.構造的に日本での生産が厳しい状態になっていますが、逆にヨーロッパ的な物作りをして商品の価値を高めるには、単なる下請けでは無く色々と提案する力が必要になってきます.
そういった所と、一緒に仕事ができるデザイナーも求められているのでは無いかと思っています.
当然ながら、従来もそのようなデザイナーは居たと思いますし、成功事例も多くありますが、単なるスタイリングの提案だけでは無く、より深いところに踏み込んだ提案がキチンとできることが重要になると思います.
ベースとして技術や知識は必要なのですが、自分の知らない相手のニーズやシーズを理解する力も大事だと思います.

学生たちの課題は来年頭にプレゼン予定ですが、どうなるのか不安半分と期待半分です.

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