META Products

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前の大学の教え子で現在IAMASのM2であるS木君に、大学でMETA Productsのレクチャーとワークショップを開催して頂きました.
META Productsとは、プロダクトがプロダクト単体だけでは無く、ネットワークなど情報を介する事で成立するものを指し、アップル社のiPodなどが事例に挙げられます.
コンセプト自体が新しい、、、と言うものでは無く、今有る事例に適切な名前をつけたという印象です.
S木さん達は、そのMETA Productsに関する研究を行っており、アンブレラマップというプロジェクトを行っています.
レクチャーではMETA Productsの概念とアンブレラマップのプロジェクトの解説と討論会を行いました.

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また、翌日のワークショップではアンブレラマップのモジュールを実際に製作し、擬似的に動くことを体感しました.

META Productsを製作するには、単にスタイリングのデザインだけでは無く、インタラクションや電子工作、プログラミングの知識が必要になります.全てを自分でしなくても、それぞれのプロフェッショナルとより親密なモノ作りをする必要があり、そのスキルの持ち方やコミュニケーションに関心を持ちました.
そういった、新しいモノ作りの方法というのも大学で試して行ければ面白いと思っています.

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ブリコラージュ木工

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連休中は、妻の加入している建築士会のメンバーと、セルフビルドで別荘を建築中の所にお邪魔して、イベントで販売する木のオモチャの製作をしていました.
こちらの別荘は10年近く掛けてほとんど自分で仕事をされているもので、2×4構造の2階建ての母屋と作業小屋、露天風呂と倉庫兼脱衣室、東屋などがあります.
建築途中ですが、さすが建築士のセルフビルドで、プロ顔負けの仕上がりです.

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そちらの作業小屋をお借りして、木のおもちゃをみんなで製作しました.
特に設計図やダンドリも決めずに、その場で材料や工具を見て出来る事からめいめいが作業をしていきました.
このような「ありあわせ」での製作法をブリコラージュといい、普段我々が計画をキチンと立ててから製作を進めている方法とは対照的な考え方になります.

ブリコラージュで製作をしていると、手を動かしながら考えるのでアイデアがどんどん出てきて、最初はみんな何をしようかと考えている時間が長かったのですが、最後のほうはみんな黙々と作業をしていて集中をしていました.
キャッチアップでは無くイノベーションが必要とされる現在では、このような方法論が注目されていますが、その力を実感できた休暇でした.

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ハレとケ

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しばらく前ですが、親戚一同が集まる大きな法事がありました.
40人近くが集まったもので、昔は良く会っていた従兄弟達とも久しぶりに顔を合わせました.

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スーツを着て法事に行ったのですが、準備をしていて最近は特にハレの場が少なくなったと思い出しました.
昔は、色々な行事やイベントの際に正装をして、家もそれなりのしつらえにして、客人を呼んだり訪問したりというものが有りましたが、最近はカジュアルになってそういう機会も減っています.
イギリスやアメリカの部屋の変遷を調べたことがあるのですが、基本的にインテリアの考え方は「いかに客に対してその家族の威厳を誇れるか」というハレの場で見え方を考慮したものでした.時代と共に部屋の役割も変化をしていくのですが、その変化の仕方はフォーマルなものからカジュアルなものへの変化が主でした.最近の変化でも客を招く「リビングルーム」(日本で言う応接間)と「ファミリールーム」(日本で言う居間)が融合して日本のリビングルームに近い「グレートルーム」という部屋のある家が増えています.

伝統産業のお手伝いをしていますが、あまりカジュアルになりすぎるのも良くないなと思いながら、お香をあげていました.

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ブラウンの時計

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大学の自分の席で使うために、新しい置き時計を買いました.
ブラウンのAB1の復刻版です.
シンプルな造形は有名ですが、実際に実物を手にしてみると、結構細かいシボ(表面の凹凸)が入っていて独特の手触りが気に入りました.
特に最近の日本の製品だと成型した上に塗装してあるし、キズの付きにくさを考慮してかシボは粗めです.
作る人や国が違うと、設計思想やちょっとした選択も変わって文化の違いを感じます.

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3月のカンファレンス

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気がつけば、4月に入り桜も散りかけています.
3月末からドタバタしていて、ブログの更新が滞っていました.

3月は2つのカンファレンスに出席してきました.

KRPデザインフォーラム2012
商品を販売して頂いているアッシュコンセプトの名児耶さんと、大学でお世話になっているムラタチアキさんのお二人の講演会です.
どちらも、やり方は違いますがオリジナルのブランドを立ち上げられていて、それぞれの方法で長い期間生き残って、どんどんと発展しています.お二人の話を聞いていても、対照的ですけど、それぞれにノウハウや工夫が垣間見えて、仕事に正解はないのだなというのが実感できたカンファレンスでした.
その後、2次会までご一緒させて頂いて楽しい時間を過ごせました.

ソーシャルデザインカンファレンス2012
その翌日にムラタさんが中心になって開催されたソーシャルデザインカンファレンス2012がATCにて開催されました.
モノのデザインからコトのデザインに軸足が移る中、経済活動から一見離れた様に見えるところにデザインの力が求められている様に感じます.その事例を丁寧に集めて一同に展示したカンファレンスで、展示と講演会がセットになっていました.
デザインが単にスタイリングの職能のプロフェッショナルの仕事では無く、広がってきつつ有ることを実感するとともに、逆にデザイナーの立ち位置やスペシャリティーのあり方も考えさせられるカンファレンスでした.
そんな簡単に答えが出るものでは無いのですが、これからの重要なテーマになると思いました.

新しい期を前に、色々と迷いとヒントに満ちた2つのカンファレンスでした.

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震災

今日一日震災の話題で持ちきりのようです.

色々と思うところもあるのですが、なかなか整理がつかないものです.
阪神大震災の経験がそのまま活かせる場面でもないのですが、その頃の事を思い出すと、
・一般化が出来ない問題が多いので、個別に解決していく必要がある
・復興と言うけど、昔の状態には戻せないので必ずひずみが起きる.それをどうフォローしていくかを主眼に置かないとおかしな解決になる
・時間が経つと表面上はきれいになって、一見通常に戻ったような気分になるけど、問題は内在したままである場合が多い.
のではないかと思います.

キーとしては当事者意識と、主役は住んでいる人であるという自覚でしょうか.
亡くなったものは元に戻ることはなく、「ない」と言うことに対応していかなければなりません.
寄り添う感覚で、永くつきあって行く必要があるのだと思います.

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KYOTO DESIGN WORK SHOWに出展しました.

京都ビジネス交流フェアのKYOTO DESIGN WORK SHOWというブースに出展してきました.
この、京都ビジネス交流フェアは京都のメーカーを中心にした企業が出展し、販路や提携先などビジネスの幅を広げるのに活用する場です.
私も出展しないときでも毎年見学しています.

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KYOTO DESIGN WORK SHOWでは、京都を中心にしたデザイナー6事務所が、仕事を展示しました.
私は、以前の作品Akanbeと越前和紙のインクジェットプリント対応和紙「フォト和紙」を中心に、業務内容を説明をしました.

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正直に言って、東京の展示会などに比べるとほんとに小さなこぢんまりとした展示会ですが、京都をベースに仕事をしていると、色々と交流ができて密度の濃いものになっていたと思います.
今回も、様々な方にお声がけを頂いたし、また久しぶりにお目にかかる方も多く、有意義な展示会でした.

たまたま、KBS京都のKyoBizという番組の取材を受けました.3/2の夜9:25より放送になります.緊張してミョーな感じで写っていると思いますが、京都の方でお時間のある方はご覧下さい.
何でもアナウンサーの方が写真が趣味だそうで、「フォト和紙」をプレゼントしたら喜んで頂きました.

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京都ビジネス交流フェアに出展します

2/23〜24に京都パルスプラザで開催される、京都ビジネス交流フェアのKYOTO DESIGN WORK SHOWというブースに出展します.

これは、京都産業21が主催するビジネスの展示会で、その中でデザイナーがまとまったカタチとして出展します.
この取り組みの最初の年に一度出展して、久しぶりの出展になります.

大学の仕事が多いのですが、京都の地場のメーカーは非常に技術力が高く面白い活動をされているところが多いので、色々と連携できればと考えています.
2日間とも会場に居ますので、お時間のある方はぜひお越し下さい.

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卒業制作展

大学ネタが続きます.
前に教えに行っていた大学の卒業制作展が開催されています.
知っている学生も多く、楽しみにしていました.

色々と他の大学の卒業制作展を見ましたが、かなりレベルが高く良い作品が多く並んでいました.
学生の考える作品なので、市場性やコストの問題、製造の問題など製品化にはほど遠いものばかりですが、提案としてのレベルはクリア出来ていたと思います.
一言で「デザインが良い」というのは簡単なのですが、どこが良いのか考えてみると
・キチンと自分の手で作っているので、大きさやバランス、材料の選択など無理が無くモノとしての安心感がある
・単純なモノだけの提案でも、背景に色々と考えて試行錯誤している状況も説明してあり、モノの奥行きが感じられる.(単に、うわべのカタチだけ考えたものではないということ)
・モノだけではなく、その使う状況や、前後の様子、環境など関係性をデザインしてある
という3つ程度のポイントにまとめられたかと思います.

そのような力は、単に思いつきのアイデアの善し悪しでは無く、製品を考える基礎体力というモノが必要になります.
4年間の成果としては、良い見せ方が出来ているのでは無いかと感心して作品を見ていました.

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成果発表

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少し前になりますが、大学の授業で清水焼きの窯元様に課題を出していただいて、その提案内容の発表を窯元様をお呼びして行いました.

半期の授業の中で、リサーチや窯元様への見学、売られている現場への見学、アイデアを出してまとめる、モデル制作、パッケージ制作、マーケティングなど一連の商品開発の流れをトレースしました.今まで全然関わりの無かった商品を考えて提案するというもので、色々と初めての体験が多かったと思いますが、学生たちもがんばってくれて、結果窯元様にも(お世辞半分とはいえ)褒めていただきました.

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授業の中で学生たちに色々と課題を出してそのデザインをして貰いますが、その課題は架空のものが多く、制約条件が曖昧であったりと、実際のデザインの現場からは少し離れたものになりがちです.このような企業様の協力があると、相手や作る人の顔が見える開発になり、よりデザインのリアリティが増す結果になってきます.

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