アドバンスト・デザインリサーチ
11月頭に出たAXIS Vol.142は,「アドバンスト・デザインリサーチ」特集になっています.
スタンフォードやRCAなどのデザインと他の分野を横断したリサーチの取り組みを通して,デザインの先行研究的な事例の紹介を行っています.
IDEOの活躍によって「デザインの方法論を企業経営や新規事業に応用」しようという動きが最近活発になっています.元々デザインは誕生の時より単に美的であるだけでなく,生産性,人間工学,マーケティングの側面を考えることを期待されていました.それは「製品」という物質化した成果で観ることができます.
ただ近年は,イノベーションの方法論に注目されていることから,結果だけではなくプロセスをデザイナー以外の人と共有することが必要になってきています.
アイデアは,演繹的にあるフレームワークに乗せれば勝手に出来てくるわけではなく,そのプロセスを共有化の為に外在化させるのは非常に困難な様に感じています.
個人的には,オブジェクト指向のプログラム言語の様に,クラスを用意することで様々なバリエーションのインスタンスを産み出すような「アイデアを出す方法を考える方法」を,ある程度のセオリーとしてまとめられるのではないかと思っています.
このAXISをデザイナーでないR&Dをされている方に勧めた所,皆さん興味を持っておられるようでした.うかうかしていると,デザイナーがデザインの方法論でイノベーションを起こすより,それ以外の人がデザインの方法論を上手く操る様になるかもしれません.
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