Ustream
Ustreamというリアルタイムのビデオ中継が最近盛り上がっています.個人やシンポジウム、DJなどを中継して、それに関してtwitterで感想を述べあえるというものです.
この手のインターネットで映像をブロードキャストするシステムは、昔からけっこうありました.また、リアルタイムでないYoutubeもそこそこの人気でした.
色々な人と話をしているとUstreamの面白さは、送り出しの簡単さと、twitterとの連動によって送り手、受けての双方がレスポンスを得られやすいという構造にありそうです.
最近のMacにはカメラが標準装備されていますし、外付けのカメラも数千円で買えます.それを繋げるだけで、ライブ中継は本当に簡単に出来ます.最近ではiPhoneからでも中継が可能です.
また、面白いライブ中継があると、twitterのタイムラインに誰かが関連の書き込みをします.それを辿ってライブ映像を見て、それに対するレスポンスを返すと、またそれを見て他の人が集まる、、、という循環になります.
しばらく前に、坂本龍一さんと津田大介さんのFMの収録をスタジオの中から中継していたり、クラブのDJを中継していたりしているのを見ていましたが、本当に示唆に富む内容で面白く見れました.
「テレビはもう要らないなぁ」と強く感じたのを覚えています.
最近はヒット曲が出にくくなるなど指向性が多様化しているので、最大公約数をとってテレビ番組を作っても、誰も好きでないものになってしまっています.
逆にこういうYoutubeなども含めた、インターネットでの画像配信の方が細かいニーズに合致したコンテンツ製作に向いている様な気がしています.
送り出し側の視点で見てみると、単に垂れ流すだけでは見ている人にメッセージを伝えられないので、それをキチンと整理する編集の能力がとても重要になってくるように感じます.
そういう、「構造」も変わってくるのかも知れません.
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コメント
4/3(土)に、パッケージデザイナーを中心に「貼箱製作ワークショップ」を行ないます。
時間中、ustreamでの世界初”貼箱ワークショップ生中継 ”を計画中です(笑)。
上手くいけば、おもしろいです!
投稿: hakoya@村上 | 2010.03.17 10:27
お.面白そうですね.また、ワークショップの際には声かけてください.
投稿: ホジヲ | 2010.03.17 10:51