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3Dプリンターキットのその後

大学も冬休みに入り、少し落ち着いたので3Dプリンターのキットを本格的に組み立てました.
2日ほど別件の仕事をしながら、主に学生達に手伝ってもらいました.
1年生2名と2年生1名が手伝ってくれましたが、皆飲み込みが早く結構てきぱきと組み立ててくれるので、私は全体の調整係をするのみでした.最近の学生は優秀です.

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このキットは、アクリルのパーツと金属の棒、それにボルトとナットでフレームを組み立てる構造で、ステッピングモーターやマイクロスイッチを随所に配置してゆきます.
まあ、キットなのでそれほど期待をしていませんでしたが、組み立て方法はPDFのマニュアル(英文)がそこそこ解りやすいのと、3DPDFがパーツごとについているので、3DでCGを回転させながら部品の合わせ方などを確認して作業が出来ました.

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とはいえこういう構造なので、全体的にひずみが大きそうで、キチンと出来てからスムーズに動くようになるまでの方が長く掛かりそうです.

2日間の作業で、75%程度の組み立ては完了しました.1月は学期末が重なるので次の作業は2月に入ってからになりそうです.

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イノベーションのジレンマ

Inov

Kindleを購入した際に、試しに何か電子書籍を買ってみようということでまだ読んでいなかったので購入したのが、この「イノベーションのジレンマ」です.
2001年の古い本で増補改訂版が最近出たようです.

内容は、企業がイノベーションに対してキチンとマーケティング活動をすればするほど、失敗してしまうというジレンマを解説したものです.
「持続的技術」と「破壊的技術」の2つに商品開発を分解して解説してあり、「破壊的技術」の特徴として、これまでの価値観で見ると稚拙な技術であるが、別の価値観(別の市場)に受け入れられることで新たな顧客(市場)を獲得し、それが次第に元の市場を脅かすものになることが述べられています.

示唆に富む内容で、昨今イノベーションが重要だとしきりに宣伝されていますが、それが何故必要で、どのような性質のものなのかを事例を交えて詳しく解説してあり、既存の市場の中で新しい技術、販売方法、考え方が生まれてきた場合に、何が障害になり(そのほとんどが自分の中にあります)何をすべきかを考えさせてくれる内容になっています.

一度セミナーで、この内容に関するお話しをお伺いしていたのですが、それを書籍で読み直すことでより深く理解することが出来ました.
デザインの手法を利用したイノベーションのあり方に関して、色々考えさせられるものが有りもっとはやく読んでおけば良かったという内容でした.


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工場見学

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大学のプロジェクトで、三重県の金属加工の会社に見学と打ち合わせに学生達と行ってきました.
こちらの会社から申し入れがあり、iPhoneのケースを学生達がデザインする、というプロジェクトになっています.

この手の話は良くある話で、下請けが多い製造業で苦しくなったのでとりあえずBtoCにチェンジしようという背景です.
とりあえず気に入ったモノを作ってみて、できてから自治体の販路開拓の支援でどこかが食いつくのを待つ、、という所も良くある話で、たいていが尻すぼみになって終わってしまいます.

社長さんにお話を伺ってみると、3代目として継いだ会社をなんとかしたいという思いを強く感じました.
商品の狙いも色々と考えて設定しておられて、精度はともかく気持ちの伝わるものでした.

大学として出来ることは限られてくるのですが、折角ですので単にスタイリングのデザインだけでは無く、コミュニケーション全般をお手伝いできるような方向性で、プロジェクトを組もうと思っています.
通常デザインというと製品の外観の事を指す場合が多く、製造業の方もそのように思われている場合が多いと思います.ただ、モノとヒトの関わりを見ていくと確かに製品のデザインというのは最も重要な要素ですが、その周辺を含めた全体のトータルなデザインというのも大事な事柄です.
いわゆるブランディングやエクスペリエンスデザインと呼ばれているものに近い事柄ですが、そこまで提案してそれらを工場様と一緒に作り上げていければ良いと思っています.
まだ、始まったばかりですが、どのように進んでいくのか私も楽しみながら出来ればと思います.

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