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学習のステップ

あけましておめでとうございます
ことしもよろしくおねがいします

年末年始は、私と妻の双方の実家でゆっくりすごしていました.
妻の実家では4歳になる姪と2歳になる甥がおり、大変賑やかな正月でした.

さて、ちょっとした時間に姪と遊んでいる際に紙とペンがあったので「なにか絵を描こうか」と提案しましたが、あまり乗り気ではない様子でした.
そこで、アンパンマンの似顔絵を描いて見せた(ほぼ丸だけでデザインされている優秀なアイコンだと思います)ところ、興味を持って彼女もアンパンマンを描きだしました.
描き終わったところで、次をどうしたら良いのか描きあぐねている様子だったので
「アンパンマンはどこにいるの?」
「家にいるの」
「じゃあ、家を描こうよ」
「描けた!」
「アンパンマンは何をしているの?」
「電話を掛けているの」
「誰に?」
「メロンパンナちゃん」
「じゃあ、、、」
と、少しずつ話を広げて行きながらお絵かきをしていました.

子供相手に絵を描くという良くある光景ですが、学びのステップとしてもごく真っ当なものだとそのとき感じました.

単にどんなことをさせたいのか学び手に示すだけではダメで、先にアンパンマンの絵を描くようにゴールの輪郭を見せることと、興味、モチベーションを高めること.そして学び手の理解度に応じたステップでの小さなゴールを見せて、それに対して対話することで大きなプロジェクトを導くことが必要になってきます.

最近は大学やワークショップでの仕事が多く、また伝統産業とのコラボレーションでも自分ではなく相手に動いて頂く場合も増えています.その場合に自分が手を動かすわけではないので、同じ感覚で外部化するのではなく、相手のステップに対応した提案が必要です.
自分にとっては道筋の付いたことなのでその方法は分かりきったものなのですが、受け取る相手はどんなに能力の高い方でも初めての経験になるので、そこはステップごとにこなす必要があります.

コーチ業が多くなっていますが、良いプレーヤーと良いコーチが別である事と同じで、それぞれ別のノウハウが必要になっています.そろそろ教員としての経験も長くなってきているので、その辺も体系的にまとめていきたいと思っています.

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