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導入教育

2013年度は、大学全体で企画している1年生向けの導入教育用ワークショップ(通称マンデーワークショップ)の担当を行いました.
これは、全学科の学生混在した35名程度のクラスを編成し、月曜日を丸一日使ってワークショップを繰り返すものです.前期全体で行って夏休み明けには巨大なねぶた(着色はせずにテーマは独自のもの)を作成します.

担当の教員は、美術系の教員が多く非常勤と専任が混じった構成になっています.
プロダクトデザインでのワークショップは、今の授業の内外で良くやります.が、美術系、研究系、表現系(舞台、映画、マンガなど)の学生も混じっているので、彼らに今後の大学での学びを気付かせる必要があります.その為のワークショップのプログラム構成は試行錯誤の連続でした.

高校までの学びと大学からの学びは大きく質が異なります.高校の学びはどちらかというと「teaching」の部分が多く、教員から生徒への一方通行的な教え方がどうしても多くなってしまいます.
大学での学びは、「learning」の部分が多くなり、学生が自分から学ぶ姿勢が重要になってきます.
これは、同じ学科の中でも指向や進路の考え方が違っていること、学生の能力を平均的に上げるのでは無く個人の特性に応じて伸ばす方面を見極める必要があるからです.
当然、通常の授業の中でもその様な促しはしますが、1年の導入教育であるこのワークショップでの役割は大きいのではないかと考えています.

ワークショップでは、グループワークを中心に様々な取り組みを行いました.

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これは、大きなビニールを切ってつなぎ合わせて巨大な風船を制作するワークショップです.形状を想像して形を全員で決めて、制作して空気を入れて初めて形状が現れます.

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また、調理の出来る施設を借りて「キャラ弁」の制作も行いました.単なるキャラ弁ではなく「京都」をテーマに弁当の献立、飾り付け、お品書きのコピーも含めて考えるエクスペリエンスデザインの入り口になるように計画したワークショップです.

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映像的なものでは、段ボールでマンガの様なオノマトペを作成し、それと人物を上手く構成して写真を撮り、それをつなげてストーリーにするというワークショップを行いました.
音に関する気づきと、フォントのデザイン、映像的な構成、演出など複雑な要素が入り交じり、それぞれの専門性が必要になるグループワークです.

こちらも、今回が初めての取り組みでかなり手探りな状態でしたが、二回生のTA(ティーチングアシスタント)が優秀なこともあって、なんとか乗り切ることができました.


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